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足部評価で見るべきポイント【山中先生から学んだ治療で大切なこと①】

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皆さん、初めまして。山中塾一期生、柔道整復師の森園樹生です!

今回は、船橋最大級治療院院長 山中良裕先生から学んだ下肢障害の治療のヒントを、あなたとシェアしていきたいと思います。

このブログ、または動画を最後までご覧いただくと、足部の評価で見るべきポイントがわかるようになります。


僕自信、東京都の接骨院で勤務しているのですが、足の怪我や、下肢のスポーツ障害、外反母趾をはじめとした下肢障害のお悩みを抱えて来院される患者様がとても多いんです…!

毎日たくさんの患者様を治療させて頂いてく中で、中々治りの遅い患者様、思ったような経過を辿ってくれない患者様、様々な患者様とお会いしました。

『もっと患者様に貢献したい、下肢障害で悩む人々を一人でも少なくしたい』

『自分の評価・治療法は本当に正しく行えているのだろうか?』

という思いが日々強くなっていったことが、今回山中塾に参加しようと思ったきっかけでした。

そもそも、山中塾って何?

山中塾というのは、

足部・膝・股関節・骨盤・体幹・歩行・動作・腰痛までの下肢障害治療の知見をマスターするための、解剖・バイオメカニクス・病態・評価・治療アプローチまで網羅した集中講座

といった内容の、治療家にとってこの上ない最高峰のセミナーです。

また、講師の山中良裕先生は、船橋最大級の治療院を経営されており、圧倒的な知識・圧倒的な技術を持ち合わせた

日本トップクラスの先生です。

実際に山中先生から、僕が学んだ下肢障害の治療のポイント

足部の評価には様々な評価法がありますよね。

皆様も臨床で、症状別に評価法を使い分けて患者様の評価にあたっていると思います。

伸張ストレスをかけたり、圧迫したり、動かしたり…

一概に足部の評価と言っても、たくさんの評価法があるのでどれをしていいか迷う時がありますよね。

今日お伝えしたいのは、この評価法で全てがわかる!などといったテクニックのものではなく、

身体のバイオメカニクスに基づいた原理・原則を知り、まずはここから見ようという基本的なところです。

ポイント①:距腿関節の可動域を確認する。


一見、そんな事は当たり前だよ!もう既にやってるよ!なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、僕自信が多くの患者様を診ている中で疎かになっている部分であり、臨床ではとても大事な部分でもあったんですね。

皆様はどうでしょう?

接骨院や整骨院で働いている先生だと、一度は経験したことがあると思うのですが、

日々の診療で多くの患者様と接していると、症状だけを聞いて、もしくは症状すらも聞かずに、ベッドにすぐ患者様を寝かせてしまうことがありませんでしたか?

…僕自信この経験はよくありました。(お恥ずかしい話ですが)

では、何故足部の評価をする上で距腿関節の可動域を評価することが大事なのでしょうか?

それは、足部の背屈可動域制限というのは下肢障害に及ぼす影響がとても大きいからなんです。

その為、ここの評価をしないという事は、評価をする上でありえない事なんです!

もちろん背屈制限の有無だけでなく、底屈制限の有無もしっかりと調べましょう。

どちらの可動域も確認することが重要になってきます。

しかし、ただ可動域を評価するのはNGです。

ポイント②:OKCとCKCの両方で確認する。

これをやるかやらないかが、とても重要になってきます。必ず2通りで評価を行いましょう!

・OKC(Open Kinetic Chain):連動する関節のうち遠位部の関節が、自由に動かせる状態のこと。 

・CKC(Close Kinetic Chain):遠位部の関節の自由な運動が、外力により制限されている状態のこと。

もちろんですが、OKCとCKCの状態では足部にかかってくる負担が全く違います。

この2通りを評価するのとしないのとでは、

『この症状は○○だから、○○が良くないのかなぁ』、『ここが○○なっているなら、あそこも○○だなぁ』

といった、仮説の精度が変わってきます。

例えば、ベッドの上で患者様の足部の評価を行います。

『可動域には問題なさそうだなぁ。。。』

と、ここの段階で思ってしまうのは危険です。

『ベッド上では可動域が出ていたが、立った状態でもしっかり可動域を出すことができるのだろうか?』

『運動の際にも、ベッド上のように可動域制限はなく動けるだろうか?』

ここまで思考力を働かせ、CKCでもしっかりと足部の評価をしましょう!

実際に足の評価を全員の患者様に実践してみよう!と心がけた結果…

山中塾にて評価するべきポイント、評価の必要性を教わった僕は、実際に次の日から実践しました。

忙しくても、この患者様には足部の評価が必要だ!と思った方には、随時実践してみました。

すると、面白いことに色々なことに気付けるようになるんですよね。

「ここが痛いのか…ってことは、もしかしたら距腿関節にも不具合が出ているのでは?」

「距腿関節の制限がこれだけかかっているとなると、あそこの部分にはかなり負担がかかっているはず…となると、反対側のあそこにも痛みか制限か、何かしら出ているのでは!?」

などと、自分の成長を感じましたし、臨床が今まで以上に楽しくなりましたね!

そして、僕のところに一人のオスグッドの患者様が来院しました。

膝の評価をして、治療にあたっていたのですが、足部の評価をしたことによって、さらに正確な治療ができるようになり、痛みが減っていったんですね。

この経緯については、次回の記事でお話したいと思います!

実際に、評価するにはどうしたらいいの?

評価するべきポイント、その重要性についてこれまでお伝えしてきました。

では、実際にどう評価すればいいのか?というところが気になると思います。

評価の仕方については、実際に山中塾に参加して、山中先生から直接学ぶ事をオススメします。

というのも、この記事または動画だと語りきれないくらいコアな部分になってきます。

記事や動画で解説をしてもいいのですが、実際に山中先生から学ぶものと質が比べ物になりません。

それは、山中先生が圧倒的に本物だからなんですね。

山中先生の圧倒的な知識量、圧倒的な技術量、それは半端ないものなんです。今まで僕が会ってきた先生の中で、

間違いなくNo.1です。

その凄さには知識・技術というところも勿論のこと、人柄や考え方が大変素晴らしい事も含まれていますね。

山中塾に参加して、臨床についてたくさん学びました。しかし、それと同じくらいコミュニケーションや、臨床での考え方なども学びました。

是非一度、皆さんにも会ってもらいたい先生です。

まとめ

足部の評価するべきポイント、というテーマでお話してきました。

いかがだったでしょうか?

本日の要点をまとめると2つ。

ポイント①:距腿関節の可動域を確認する。

ポイント②:OKCとCKCの両方で確認する。

という、2点でした。

ここまで、読んでいただいた先生方は是非明日からの臨床で実践してみてください!

今まで気づけなかった事に気付けるようになり、新たな発見・考え方ができるようになると思います。

行動することが何よりも大事なので、すぐに取り組んで患者様に貢献しましょう!

僕も引き続き、意識しながら臨床に臨みたいと思っています!

また、今なら山中先生に毎月質問ができる環境があります。

気になる方は、こちらのあしか協会メンバーシップも是非チェックしてみてください。

山中先生を始めとした”一流”たちと同じ時間をシェアできる最高の環境です…!

それでは、また次の記事でお会いしましょう〜!

最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

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